高野山真言宗

高野長峰霊場第三番札所

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お知らせ

醫王寺略史

海南市から紀美野町を経て高野山に至る国道370号(通称高野西街道)は、古くから高野山への参詣道として親しまれ、今もなお美しい自然と温かい人情に包まれて、仏縁を得る環境にも恵まれたところです。

醫王寺の歴史は、その前身である「大日堂」が現在地の西に半町(約60メートル)の地に高野領の最西端を護る番所(関所)として建立された事に端を発します。

その後、今から300年前の享保六年(1721)、榮鏡(えいきょう)和上により本尊薬師如来(伝弘法大師作)が安置され、寺号を瑠璃光山醫王寺と称するに至りました。やがて街道往来の人々が高野山参りの出発点として身心の安寧を祈願されるようになりました。

令和三年、開創三百年の正当を迎え、本堂落慶並びに境内一円の整備が完成いたしました。落慶に際し、本尊・薬師如来の脇侍として向吉悠睦大仏師作の日光菩薩像、月光菩薩像を新たにお迎えいたしました。

境内のご案内

本堂

手水舎

鎮守かさがみ堂

鐘楼

修行大師

延命地蔵

三鈷の松

境内正面

年間行事

護摩
  • 修正会(初護摩)1月1日 10時
  • 護摩法要祈願祭(節分星祭り)2月11日(建国記念日)10時
  • 春季法会(本尊ご開帳)4月第二日曜日 10時
  • 一休さん体験現在一時中止
  • 万燈供養8月24日 18時頃
  • 本尊薬師如来納め護摩12月23日 9時

月例行事

  • 醫王寺奥之院 安養寺護摩法会毎月不定 10時

    護摩は真言密教最高の祈りです。
    静寂なお堂の中で祈りの時間を共にし、心の向上に努めましょう。
    法話とお茶のお接待があります。

  • 写経教室毎月不定(3、8、9月は休み)
    10時

    般若心経の写経は心に平安をもたらして下さいます。
    参加費無料(用紙代のみ実費)
    道具はお寺で用意します。
    法話あり、イス席あり。
    どなたでも参加できます。

  • 御詠歌教室8日、21日 9時~12時

    御詠歌は仏さまにお供えする歌のことです。
    心静かに御詠歌を唱え、お堂に響く鈴鉦(れいしょう)の音を聞くと心身ともに清々しい気持ちになります。
    初心者の方でも一から習えますのでお気軽にご参加ください。
    まずは体験することも可能です。

御守・朱印・書籍

御守

御守り、
星月菩提樹原実腕輪念珠

境内にてお申し付けください。

著書

弘法大師の贈り物

醫王寺住職 橋本真人 (著)

春秋社 2021年5月7日出版

弘法大師と共に、生きてあることの貴さに目覚め、〈救い〉と〈祈り〉に生きることの清々しさを爽やかに語る、清新な密教法話集。

法話

和歌山放送「今日のお話」 醫王寺副住職出演

令和5年3月12日放送

令和5年3月19日放送

令和5年3月26日放送

令和5年4月2日放送

忘行(ぼうぎょう)とは

仏教に「忘行(ぼうぎょう)」という戒めがあります。つまり「善いことをして忘れる」ということです。他者のために尽くして忘れる、ということは難しいことですが「忘れて初めて善いことになる」と教示されています。

お釈迦さまが説かれた善行の意義は、次のような仏教説話として語り継がれています。

ある日、お釈迦さまが弟子に向かって「生きている間に、同じ悪事をなしても、地獄に落ちる人と落ちない人がいる。どうしてそのような差が出るのかわかりますか」と問いかけられました。誰からも答えは出ません。

ここでお釈迦さまがヒントを出します。「手のひら一杯の塩を、小さな茶碗の水に入れると、どうなるかな」。すると、弟子の一人が答えて、「塩辛くなって、とても飲み水にはなりません」。

問答は続きます。「では同じ量の塩を、ガンジス川に投げ入れると、どうなるかな」、「ガンジス川の水には何の変化も起こりません」。

「そう。人が生きていれば、知らず知らずのうちに悪事をなす。だから普段から他者(ひと)が喜ぶ働きをいっぱい心掛けて生活することが、ガンジス川のように悪事を軽減し身心を清めることになるのだよ」。

多くの弟子は、お釈迦さまの説法に触れ、善行の実践が過去におかしたあやまちを清め去り、無量の善根功徳を積み上げることになる、と覚ったのです。

おかした悪事は善行によって解決に向かいます。しかし、ここで大切なことは、自分の善行を決して自慢しないことです。

自慢しない忘行が真の功徳となって自身にめぐらされることを、「陰徳浄行(いんとくじょうぎょう)」といいます。「陰徳を積む」とは、まさにこのことです。

「善いことをして忘れる」という忘行の実践が、輝く人生の扉を確実に開いてくれます。

体験

写経体験

 写経は仏道修行(しゅぎょう)の一つです。
 その目的は様々で、故人の菩提(ぼだい)を祈るため、願いごとが成就(じょうじゅ)するため、また心身のリフレッシュのためにと思っている方もいらっしゃるでしょう。
 お経(きょう)の一字一字を心をこめて写せば、心身の清々(すがすが)しさと共に書き終えた時の心地よさを味わえます。ぜひお寺でしかできない体験をしてみませんか。初めての方でもお気軽に体験していただけます。

<実習時間>カレンダーからご希望の時間をお申込み下さい。
(当日の場合は電話でお問い合わせ下さい)

<体験料>千円

<道具>お寺でご用意しております。
イスも準備可能です

お申込みはこちら

御詠歌体験

御詠歌教室のお申し込みはお問い合わせ・お申込み もしくは、073-489-3159へお電話にてお問い合わせください。

高野長峰霊場

所在地・交通

所在地

  • 〒640-1103 和歌山県海草郡紀美野町吉野112-1
  • お電話:073-489-3159

交通アクセス

  • 阪和自動車道海南・海南東ICから車で20分(国道370号利用)
  • JR海南駅からバスで30分(大十バス『登山口』バス停下車)
    大十バス『登山口』から徒歩5分

お問い合わせ・お申込み

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